たるみ毛穴にはレチノールが効果的

レチノール

 

予防できるのは、老化による毛穴開き!

「毛穴が開いているのが気になるんです」と訴えてこられる人が、最近とても増えました。毛穴についての特集が、雑誌などで組まれるようになり、気にする女性が増えたのでしょう。

今やシミを抜いて、肌悩みのトップに上がってきたといえるほどです。

しかし残念ながら、スキンケアで毛穴を小さくするということは、ほとんどできません。皮膚には毛穴があるのが正常な状態だからです。人によって毛穴の大きい小さいはありますが、それは髪の毛の太い、細いがあるのと同じで、個人差によるものです。

洗い方が悪いから毛穴が開くなどと言うのは俗語で、スキンケアと毛穴の開きはあまり関係ありません。色黒の人は、洗い方が悪くて肌が黒くなったわけではないのと同じです。ですから、そもそも毛穴の開きというものを、肌のトラブルととらえること自体に問題があるのでしょう。

シミなどは立派な肌トラブルといえますし、スキンケアによって予防も改善もできますが、もともと毛穴が大きいことや、肌の色が黒いとか白いとかいうことは、肌トラブルとはいえません。それが自然で健康な状態なのです。

ただし、もともとの大きさは生まれつきであるとしても、老化によってさらに毛穴が開いていくのは、予防しようとするかどうかで、かなり違います。

 

レチノールとピーリングでたるみ毛穴を予防する

老化で皮膚がたるんでくると、毛穴はさらに開いてきます。「たるみ毛穴」「涙毛穴」などと呼ばれます(縦長に、涙型に開くためです)たるみ毛穴が連なるようにして、やがてシワになっていきます。

 

コラーゲンが劣化して、毛穴まわりから支える力がなくなるために、ゆるんで広がってくるのが「たるみ毛穴」ですので、これを防ぐにはコラーゲンを減らさない努力が必要です。

 

コラーゲンを飲んでも皮膚には沈着しませんが、レチノール、ピーリング剤などをスキンケアに取り入れることで、ある程度はコラーゲンを維持することが出来ます。規則正しい生活ももちろん大切です。

 

タバコを1日1箱以上吸う人は、毛穴の開きが年齢以上に進んでいる傾向があるようです。

 

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